こちらでは、社用車と社有車の違いについてわかりやすく解説しています。また、社用車を購入・リースする場合には、どのような方法があるのか、そして社用車を所有する企業が把握しておくべき法律にはどのようなものがあるのか、といった点についてもまとめています。
「社用車」と「社有車」。響きが少しまぎらわしいですが、両者には、どのような違いがあるのでしょうか。法律で違いが定められているわけではありませんが、一般的には、それぞれ次のような特徴をそなえている車として認識されています。
社用車を調達する場合、購入するか、あるいはリース契約を結ぶかを選ぶことになります。それぞれの調達方法について解説していきます。
社用車を購入する場合には、一括で支払うか、そうでなければローンを組んで購入することができます。ただ、ローンを組む場合には利息が生じるので、一括の場合よりも支払うトータルの金額が多くなることを、計算に入れておく必要があります。とはいえ、堅実な資金計画は重要ですから、それが容易になるローンの選択をおすすめしない、ということではありません。
また、減価償却についても、あらかじめ考えておくことが大切です。中古車を購入する場合には、耐用年数が少ないのでその分、短い期間での減価償却が可能です。したがって、節税を優先させたいのであれば、新車よりも中古車のほうが有利だといえます。
購入ではなく、リース契約を結び、それを社用車とする方法もあります。まとまった金額を用意せずに済みますし、また、保険や税金が費用にすでに含まれているため、経費処理の負担軽減にもつながります。減価償却の計算をする手間も省けます。
ただ、中には、走行距離に制限が設けられているプランなど、使用上のルールが定められているものもあるので、注意が必要です。さらに、一定の契約期間内に解約をしてしまうと違約金が発生するのが一般的です。リース契約による社用車導入を検討する際には、しっかりと計画を立て、かつ、プラン内容の詳細についても把握しておくことが求められます。
社用車を導入する際に、あらかじめおさえておきたい注意点があります。おもな注意点3つについてみていきましょう。
企業が、乗車定員11名以上の車両を所有している場合、あるいは車両を5台以上有している場合には、安全運転管理者を設置することが法律によって義務付けられています。安全運転管理者を設置したら、必要な書類を最寄りの警察署まで忘れずに提出してください。ちなみに、安全運転管理者は、次のような業務を担当する立場にあります。
次に挙げるどちらかひとつにでも該当する企業は、アルコールチェックを実施することが義務付けられています。チェックの際には、アルコール検知器を使用すること、そして記録を残すことなど、さまざまな決まりがありますので、もれなく実施するようにしましょう。また、アルコールが検知された従業員がいた場合に、会社としてどのような対応や指導をするのか、その点についてもあらかじめ検討しておくことが大切です。
社用車を所有する場合には、前もって私的利用の可否についてしっかりと決めておくことをおすすめします。もちろん、社用車の私的利用にかんして何らかの法律がさだめられているわけではありませんが、さまざまなトラブルを回避するためにも、社内規則・就業規則を設けておくことは重要です。
たとえば、私用目的で社用車を運転している際に事故が起こった場合など、就業規則があいまいだと、責任の有無や賠償金の支払いほか、多数の問題にどのように対応すべきかを検討する際に混乱が生じることが予想されます。
しっかりした教育制度を前提としたうえで、それぞれ費用・人材・融通でおすすめできる役員運転手サービス3社を紹介しています。
【運転手人材の豊富さ】
で満足度アップ
※2021年9月1日時点
【リーズナブルな料金】
で満足度アップ
※通勤費・食事代・通行、駐車料金等は実費
【雑務対応の柔軟性】
で満足度アップ
※Googleで「役員運転手派遣 東京」と検索し、東京エリアの役員向け運転手派遣サービスを39社調査。運転手の教育制度・利用料金について明記している企業のなかで、「利用料金が最安」「登録運転士数が最多」「運転以外のサービス例が最多」の会社をそれぞれ選定しています。
※登録運転士数:トランスアクトのみ記載有。
※対応できるサービス例:トランスアクトは秘書業務、総務業務、簡単なお買い物の3例。トータルドライバーサービスは簡単な秘書業務、総務業務、英会話対応の3例。
※スポット料金:トランスアクトは38,500円~、ボランチは31,900円~(9h利用・法人の場合。すべて税込)
※掲載されている各情報は2021年9月1日時点のものです。