役員運転手の料金相場を知る上で、スポット契約と定期契約という契約形態があります。これらの契約形態は、その費用だけでなく、費用の内訳も違ってきます。契約内容の違いだけでなく、その内訳も知ることで、より状況に合った契約形態を選べるようになるでしょう。ここでは、両者の費用の内訳と、それぞれの契約形態がどんなシーンに適しているかなどを通して、スポット契約と定期契約の費用相場を見ていきましょう。
スポット契約の基本料金は、契約した時間に発生する料金です。契約可能な時間は会社によって異なり、場合によっては2時間、4時間といった短い時間設定が可能な場合もあります。また、基本料金は車両サイズやクラスによっても変動します。
ここでは、基本料金の例として「ハイパフォーマンス・ディー・アール」の基本料金を掲載します。
なお、基本料金については会社によって条件が異なる場合もあるので、詳しくは各会社に問い合わせて下さい。
※参照元:ハイパフォーマンス・ディー・アール公式サイト(http://www.kuruma-kanri.net/hpdr/)
通常業務時間を越えた労働時間にかかる料金です。また、会社によっては深夜時間帯割増や長時間割増なども超過料金に含まれている場合があります。どのくらいの時間以上が超過料金になるかも会社によって異なりますが、一般的には業務時間が9時間以上になる場合に超過料金が発生すると考えておくといいでしょう。
ここでは、超過料金の例として「トータル・ドライバー・サービス」の基本料金を掲載します。
※すべて30分ごとに加算
なお、超過料金については会社によって条件が異なる場合もあるので、詳しくは各会社に問い合わせて下さい。
※参照元:トータル・ドライバー・サービス公式サイト(https://www.tds.co.jp/charge.html)
休日に業務を依頼する際に発生する料金です。
なお、基本料金については会社によって条件が異なる場合もあるので、詳しくは各会社に問い合わせて下さい。
深夜帯の送迎にかかる料金です。会社によって、基本時間の中で深夜運行をする場合と、基本時間外の深夜運行になる場合とで料金が異なるケースがあります。深夜料金が適用される時間帯は、一般的に夜10時から早朝5時となっています。
ここでは、深夜料金の例として「トータル・ドライバー・サービス」の基本料金を掲載します。
※すべて30分ごとに加算
なお、深夜料金については会社によって条件が異なる場合もあるので、詳しくは各会社に問い合わせて下さい。
※参照元:トータル・ドライバー・サービス公式サイト(https://www.tds.co.jp/charge.html)
走行距離に応じて発生する料金です。一般的に、走行距離が長くなるほど安くなります。1km単位で加算され、多くの場合100kmまでの単価と100km以上の単価に分かれているのが一般的です。
ここでは、走行料の例として「トータル・ドライバー・サービス」の基本料金を掲載します。
※すべて1kmごとに加算
なお、走行料については会社によって条件が異なる場合もあるので、詳しくは各会社に問い合わせて下さい。
※参照元:トータル・ドライバー・サービス公式サイト(https://www.tds.co.jp/charge.html)
送迎が長距離、長時間に及ぶ場合は宿泊が必要になることもあります。宿泊料は、送迎に伴う宿泊にかかる料金です。
ここでは、基本料金の例として「トータル・ドライバー・サービス」の基本料金を掲載します。
なお、宿泊料については会社によって条件が異なる場合もあるので、詳しくは各会社に問い合わせて下さい。
※参照元:トータル・ドライバー・サービス公式サイト(https://www.tds.co.jp/charge.html)
定期契約の場合、月極で契約する場合もあれば年単位での契約を結ぶ場合もあります。どちらにせよ、見積もりは月単位の金額で出されるのが一般的です。
通常、月極の定期契約は月曜から金曜までの平日の勤務で考えられています。そして、1日の勤務時間は8時間もしくは9時間となっており、それを超過したり休日に業務が発生したりする場合には別途料金が発生します。
ここでは、走行料の例として「トランスアクト」の基本料金を掲載します。
※1ヶ月のご利用が12日以上のご契約
なお、走行料については会社によって条件が異なる場合もあるので、詳しくは各会社に問い合わせて下さい。
※参照元:トランスアクト(https://transact.co.jp/menu/c149354)
スポット契約で役員運転手サービスを利用するのに適しているシーンは、一時的な送迎や忘年会や新年会といったイベントの送迎です。月極契約を利用するほど頻繁に役員運転手が必要でない場合は、スポット契約で必要なときにだけ利用するとコストを抑えられるでしょう。
業務で頻繁に出張がある場合や、取引先が遠方にある場合などは役員運転手が必要になる機会が多いので、スポット契約ではなく定期契約のほうがコストを抑えられる場合があります。しかし、かならずしも定期契約のほうが長期的なコストを抑えられるとは限らないので、利用の前にはかならず見積もりを出してもらうようにしましょう。
スポット契約と定期契約のどちらがお得かは、自社の状況によって異なります。それほど頻繁に役員運転手が必要になる機会がないのに定期契約を利用したり、逆に頻繁に役員運転手が必要になる機会があるのに毎回スポット契約を利用したりすると、無駄なコストがかかってしまう可能性があります。
基本的には送迎の機会が少ない場合はスポット契約、多い場合は定期契約を利用するのがいいでしょう。しかし、利用する時間帯や役員運転手の料金体系によってどちらがお得かは大きく変わります。役員運転手の派遣会社を選ぶ際にも、基本料金のみで判断せず、サービス全体をよく見て、利用時の状況を考慮して利用するようにしましょう。
しっかりした教育制度を前提としたうえで、それぞれ費用・人材・融通でおすすめできる役員運転手サービス3社を紹介しています。
【運転手人材の豊富さ】
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※2021年9月1日時点
【リーズナブルな料金】
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※通勤費・食事代・通行、駐車料金等は実費
【雑務対応の柔軟性】
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※Googleで「役員運転手派遣 東京」と検索し、東京エリアの役員向け運転手派遣サービスを39社調査。運転手の教育制度・利用料金について明記している企業のなかで、「利用料金が最安」「登録運転士数が最多」「運転以外のサービス例が最多」の会社をそれぞれ選定しています。
※登録運転士数:トランスアクトのみ記載有。
※対応できるサービス例:トランスアクトは秘書業務、総務業務、簡単なお買い物の3例。トータルドライバーサービスは簡単な秘書業務、総務業務、英会話対応の3例。
※スポット料金:トランスアクトは38,500円~、ボランチは31,900円~(9h利用・法人の場合。すべて税込)
※掲載されている各情報は2021年9月1日時点のものです。