役員運転手派遣のQ＆A

役員運転手派遣サービスを利用する場合にはさまざまな疑問がつきものです。ここでは、そんな疑問をピックアップして解説を行っていますので、サービス利用を検討する際の参考としてみてください。

車は用意してもらえる？

車両については、お客さま側で所有している車を使用することが基本となっています。しかし、車両を保有していない場合には、レンタカーやリース車両での対応となります。会社によっては、提携のリース会社を紹介してくれるケースもありますので、確認してみてください。

運転手の労務管理はどこが対応？

運転手の労務管理に関する業務については、役員運転手の派遣サービスを行う会社にて行われるのが一般的です。また、勤務に関する指導についても、サービスを提供する会社にて行われます。

配属の運転手が休むことはある？

配属された運転手が休暇を取得する場合はありますが、その場合でも対応できるように代理で業務を行える運転手が待機しています。そのため、いつもの運転手と変わりないサービスを受けることができるでしょう。

自社ドライバーの移籍は可能？

多くの会社で、運転手の転籍についても対応しています。運転手が変わることに対して不安を抱く役員の方もいる可能性もありますが、その場合には役員運転手の派遣サービスを行う会社にて雇用を行った上で引き続き運転を担当することも可能な場合も。ドライバーの転籍を希望する場合にはどのような対応になるのか問い合わせてみることをおすすめします。

運転手の変更依頼は可能？

運転手の変更を希望する場合には、対応可能な会社がほとんどといえるでしょう（ただし、「慎重に検討」としている会社もありますので、あらかじめ確認しておくことをおすすめします）。いずれの会社も研修を積んだプロの運転士が担当しますが、乗車される方との相性に問題などがある場合にはまず相談してみてください。

車が外国車だが、依頼可能？

普通車であれば車種は問わない、としている会社がほとんどとなっていますが、打ち合わせ時に車種の確認も行われますのでその時に確認すると良いでしょう。運転は技術研修をしっかりと積んだ運転手が担当します。

専属運転士以外にも運転手を依頼することは可能？

派遣会社によっても異なりますが、基本的には専属運転士以外にも運転士を依頼することは可能です。同時刻に別の場所への送迎が発生した場合など、臨機応変に対応してもらえます。車が2台あれば運転手を派遣し、車が1台しかない場合には、レンタカーの手配と運転手の派遣を行います。運転手が追加で必要になったときは、まず相談してみましょう。

短時間の依頼も可能？

スポット派遣に対応している会社であれば、短時間での依頼や1日だけの依頼も可能です。料金は利用時間で決まる会社が多く、頻繁に利用しないのであれば短時間で依頼するほうがコストダウンできます。利用時間や経路が分かっていれば料金の概算を教えてくれるので、気軽に問い合わせてください。

どういった保険に入っているの？

保険は顧客の車に合わせて自動車保険に加入しています。業務中に万が一事故が生じた際は、顧客の自動車に付随する自賠責保険・任意保険を使用することになるでしょう。派遣会社によっては、任意の自賠責保険に加入している会社もあります。警察への連絡や保険会社との対応など、事故に係る処理は派遣会社が責任をもって行います。

車の管理も依頼可能？

車両管理も依頼できる派遣会社もあります。車の清掃やワックスがけ、給油、日常点検なども運転手の大事な業務の一つです。派遣会社の中には自社工場での整備や点検を行うケースもあります。車は常に快適な状態を保ち、安全に走行できるよう管理を行なわなければいけません。車両管理を任せることができるので、管理にかかる時間や手間を大幅に削減することができます。

個人でも利用できる？

役員だけでなく個人で利用できる運転手サービスも多数あります。個人で利用するケースはさまざまですが、通院や出産時の移動手段として利用したり、結婚式での新郎新婦の送迎や、パーティでの送り迎えに利用する方もいます。1日だけでも依頼できる派遣サービスやスポット契約できるサービスを利用すれば、さまざまなシーンで運転手を依頼することができるでしょう。

運転以外の業務は依頼可能？

運転手の派遣サービスの場合、契約によって対応できる業務内容が異なります。しかし、基本的には運転や車両管理など、運転手としての業務しか行いません。社内業務や役員のスケジュール管理などに携わることはほとんどないでしょう。詳しい業務内容や契約については、直接派遣会社に問い合わせて相談しましょう。

どんな服で来てくれる？

役員運転手の服装は、基本的にスーツです。役員の運転手としてふさわしい服装で対応しています。乗務中は白手袋を着用することが多いでしょう。服装を整えることも、ビジネスマナーの一つです。運転手の教育を徹底している派遣会社であれば、清潔感があり好感の持てる服装を指導しているでしょう。

運転手の健康管理は大丈夫？

1年に1度の健康診断を受診し、健康状態の確認・管理を行っています。産業医による問診や、症状に応じて専門部署による健康管理を行うケースもあります。安全で確実な運転には、心の健康も大切です。定期的にメンタルヘルスチェックを行い、心の健康についても診断・管理します。会社によってはアルコールチェックやスマホを使った健康チェックなどを行う会社もあります。運転手の健康状態が良くないと判断された場合には、別の運転手を派遣し対応することも可能です。

車内の会話を聞かれたくないときは？

運転手には守秘義務の教育やコンプライアンス研修を実施している派遣サービスがほとんどです。入社時には誓約書を交わし、守秘義務を守ることを徹底しています。車内での会話を聞かれないようにすることは難しいかもしれませんが、運転手には守秘義務があり、情報を外部に漏らすことはありませんので安心して利用してください。車内で耳にした会話を外部に漏らすことは、信頼を失うだけでなく契約解除にもなり得ます。秘密を守ることも、運転手として大切なマナーの一つです。

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まとめ

特に役員運転手の派遣サービスを初めて利用する際には、さまざまな疑問が出てくるでしょう。サービスを契約する前には打ち合わせもしっかりと行われますので、疑問や希望がある場合にはまず一度相談し、対応が可能かどうか確認してみることで、不安なくサービスを利用できるはずです。